静岡県静岡市では、静岡市の観光交流人口の増加を目的としたプロジェクト「静岡市プラモデル化計画」を推進していますが、その一環で、静岡駅コンコースにプラモデル型公衆電話などにユニークなプラモニュメントを設置しています。第7弾となるのが、「徳川家康公甲冑」で、駿府城入口、城代橋北詰めに設置。
駿府城入口に「徳川家康出陣キット」が!
若き日の徳川家康が身につけたとされる金色の甲冑「金陀美具足」(きんだみぐそく)がモチーフで、永禄3年(1560年)の桶狭間の戦い(おけはざまのたたかい)で今川方の守備する大高城に食糧を運び込むという困難な作戦を指揮した際に着用したと伝えられています。
まだ松平元康だった頃です。
久能山東照宮の宝物のひとつで、国の重要文化財に指定。
甲冑の仏胴(ほとけどう=胴の表面に繋ぎ目が見られないもの)、臑当(すねあて)には無数の傷があることから、実戦で使われたといわれているのです。
2025年8月現在、静岡市内に設置されるプラモニュメントは全部で15個。
うち5個が静岡市が設置で、ほかは民間が設置しています。
プラモニュメント(徳川家康公甲冑)は徳川家康が隠居場所に定めた駿府城の入口に設置され、「徳川家康出陣キット」というプラモデルの形式に。
高さ2.23m、幅2.2mの「徳川家康出陣キット」で、組み立てると実物大の「金陀美具足」が完成する仕様になっています。
プラモニュメント(徳川家康公甲冑) | |
名称 | プラモニュメント(徳川家康公甲冑) |
所在地 | 静岡県静岡市葵区駿府町229-17 |
電車・バスで | 静岡鉄道新静岡駅から徒歩12分、JR静岡駅から徒歩15分 |
ドライブで | 東名高速道路静岡ICから約5km。または、新東名高速道路新静岡ICから約9km |
問い合わせ | 静岡市経済局・商工部産業振興課プラモデル振興係 TEL:054-354-2188 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |