連結売上高が1000億円超の中小私鉄は、浜松市に本社を置く遠州鉄道をTOPに、2位が大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、3位が静岡市の静岡鉄道と続き、静岡県内の会社が2社を占めています。いずれも軌道(路面電車)を廃止するなど鉄道事業を縮小していますが、他の事業で地域経済を支えています。
1位:遠州鉄道(遠鉄)

連結売上高:2331億6800万円(2026年3月期)
単独売上高:449億3700万円(2026年3月期)
本社所在地:静岡県浜松市中央区
鉄道路線:遠州鉄道鉄道線(新浜松駅〜西鹿島駅)
営業キロ:17.8km
廃止した路線:奥山線(遠鉄浜松駅〜奥山駅)、中ノ町線( 遠州馬込駅〜中ノ町駅/軌道)、笠井線(遠州西ヶ崎駅〜遠州笠井駅/軌道)
内容:2027年4月1日、遠鉄グループホールディングスの持株会社体制に移行し、翼下に遠州鉄道(鉄道・バス事業)、遠鉄不動産、遠州鉄道ウェルネスの3社に
2位:大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)

連結売上高:2029億円(2026年3月期)
単独売上高: 1670億円(2026年3月期)
本社所在地:大阪府大阪市西区
鉄道路線:地下鉄8路線と、「ニュートラム」(AGT)1路線
営業キロ:141.7km
廃止した路線:なし(市営時代には大阪市電を全廃)
内容:大阪市交通局の民営化で、2018年に交通局の鉄軌道事業(公営事業)を継承して誕生した鉄道会社
資本金2500億はJR東日本の2000億を上回り、日本一の鉄道会社で、事業規模も大手私鉄に匹敵
2019年4月からは「いまざとライナー」(BRT路線)2路線を運営
3位:静岡鉄道(静鉄)

連結売上高:1902億2500万円(2026年3月期)
単独売上高:202億0700万円(2026年3月期)
本社所在地:静岡県静岡市葵区
鉄道路線:静岡清水線(新静岡駅〜新清水駅)
営業キロ:11.0km
廃止した路線:静岡市内線(静岡駅前〜新静岡〜安西/軌道)、清水市内線(港橋〜新清水〜横砂/軌道)、駿遠線(大手〜新藤枝〜袋井/日本最長の軽便鉄道)、秋葉線(新袋井〜遠州森町、可睡口〜可睡/軌道)
内容:かつては静岡市内の軌道(路面電車)なども運営していましたが、現在はすべてバス輸送に転換
鉄道事業を中核に、索道事業(日本平ロープウェイ)、バス・タクシー事業、不動産事業(静鉄プロパティマネジメント、静鉄ホームズ)、自動車販売事業(トヨタユナイテッド静岡、トヨタレンタリース静岡)、流通事業(静鉄ストア)、ホテル事業(静鉄ホテルプレジオ)などを展開
観光船事業などは譲渡しています
| 連結売上高が1000億円超の中小私鉄、静岡県内に2社が! TOP3を紹介 | |
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