静岡県賀茂郡東伊豆町、国道135号沿いの北川温泉(ほっかわおんせん)にある名物露天風呂が、黒根岩風呂。誕生時のキャッチフレーズは「アメリカを見ながら入る」。海岸に面した湯船は3つあり、2ヶ所と1ヶ所を午前と午後で入れ替え、男女別に入浴しています。
アメリカを見ながら入る野天風呂
水平線と湯船が同化したと錯覚してしまいそうなロケーションで、最高の開放感が味わえる豪快な露天風呂(入浴時間は60分以内の制限があります)。
アメリカは見えませんが、晴れていれば伊豆大島を眺望。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(含石膏弱食塩泉)で、源泉掛け流し、筋肉痛や神経痛などが適応症です。
タオルも販売。
北川温泉に宿泊するなら、夜の入浴もおすすめで、潮風をBGMに星空を眺めながらの入浴は、ムードたっぷり。
以前は、男女混浴でしたが、行政の指導で、別浴になっています。
朝湯の終了後、午後の部が始まる前に、湯の入換えと清掃が行なわれており、その時間帯には入浴ができません(変更、時間短縮もあるので、入浴可能時間は事前に北川温泉旅館組合のHPで確認を)。
北川温泉の歴史と、黒根岩風呂の湯守人の活躍
北川一の潜水の名人といわれた鳥沢惣太郎さんが、昭和の初めに海藻がつかない岩のあたりを380尺(約115m)ほど掘ったところ90度の温泉が噴出。
浜辺に温泉を引いて野天風呂を造り、地元の人に開放したのが北川温泉の始まりです。
伊東~下田間に東海岸道路が開通し、東海バスが走るのは昭和8年のことなので、温泉掘削はそれ以前のこととなります。
湾岸道路は昭和34年なので、湾岸道路建設時に岩風呂風に改修ということに。
黒根岩風呂は、開湯以来、幾度となく、台風の強風や高波の被害を受けてきましたが、その都度、地元の有志たちが集結し自分たちの手で修復を繰り返しながら営業再開を果たしてきたのです。
そんな、地元の湯守人(ゆもりびと)たちに敬意を払う意味でも、マナーを守って入浴を。
黒根岩風呂 | |
名称 | 黒根岩風呂/くろねいわぶろ |
所在地 | 静岡県賀茂郡東伊豆町北川 |
関連HP | 北川温泉観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 伊豆急行線伊豆北川駅から徒歩10分 |
ドライブで | 西湘バイパス石橋ICから約60km |
駐車場 | 15台/無料 |
問い合わせ | 北川温泉観光協会 TEL:0557-23-3997 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |