大福寺
静岡県浜松市北区三ヶ日町にある真言宗の古刹が、大福寺。貞観17年(875年)、教待(きょうたい)が富幕山(とんまくやま/563.2m)に開創した幡教寺が前身で(標高397mの地点の幡教寺跡地が園地になっています)。大福寺…
静岡県浜松市北区三ヶ日町にある真言宗の古刹が、大福寺。貞観17年(875年)、教待(きょうたい)が富幕山(とんまくやま/563.2m)に開創した幡教寺が前身で(標高397mの地点の幡教寺跡地が園地になっています)。大福寺…
静岡県浜松市北区細江町、奥浜名に建つ黄檗宗(おうばくしゅう)の寺が、初山宝林寺(しょさんほうりんじ)。黄檗宗開祖・隠元とともに来日した明国の僧・独湛性瑩(どくたんしょうけい)が金指近藤家2代で、旗本・近藤貞用(こんどうさ…
静岡県浜松市北区細江町気賀、慶長6年(1601年)、徳川家康によって浜名湖の北岸、気賀に設けられた関所が気賀関所。当時の東海道は、新居関所(今切関所/現・湖西市)の女性に対する詮議の厳しさから、大名の奥方などに敬遠され、…
諏訪湖の唯一の水の出口、長野県岡谷市の釜口水門を源流に、伊那谷を南下し、愛知・静岡県境を流れて静岡県浜松市と磐田市の境で遠州灘(太平洋)に注ぐ長大な河川が天竜川(てんりゅうがわ)。幹川流路延長は213kmで、日本第9位、…
静岡県浜松市中区にある新幹線唯一の踏切が西伊場第1踏切。JR東海浜松工場の敷地と敷地の間に公道が通っていることから、新幹線がその敷地を行き来する際に、遮断器が下がり、新幹線が通過することに。東海道新幹線の踏切ではありませ…
静岡県浜松市西区雄踏町にある寄棟造り(よせむねづくり)葦葺き(よしぶき)平屋建ての建物が、国の重要文化財に指定される重要文化財中村家住宅。中村家は戦国時代、今川氏の時代には、浜名湖の軍船を支配したという家柄で、現存する建…
静岡県浜松市北区と天竜区の境、天竜川に架る国道362号の道路橋が鹿島橋(かじまばし)。昭和12年に架橋されたレトロな橋は、現存する戦前では最大スパンの上曲弦カンチレバートラスで、土木学会の土木遺産になっています。鹿島橋が…
日本一長い周囲長を持つ汽水湖を探勝する浜名湖遊覧船は、浜名湖北部の舘山寺温泉(静岡県浜松市)の舘山寺港と、フラワーパーク港から出航。運航するのは明治40年に浜名湖巡航船として創業した浜名湖遊覧船。現在では舘山寺温泉などで…
静岡県浜松市、湖西市にまたがる国内第10位の巨大な湖が浜名湖。湖面面積は64.92平方キロ、周囲114kmの湖で、もともとは入江だったものが砂州により遠州灘と隔てられた海跡湖です。明応7年8月25日(1498年9月11日…
浜名湖は今でこそ海水と淡水が交じる汽水湖(きすいこ=湖水に塩分が含まれる湖)ですが、これは室町時代の明応7年8月25日(1498年9月11日)の明応地震(南海トラフ巨大地震)による津波で、海とつながったから。浜名大橋が架…
日本第10位の湖、静岡県の浜名湖の太平洋につながる湖口(今切口)に架る国道1号浜名バイパス(高規格道路)の道路橋が浜名大橋。もともとは昭和53年3月24日に有料道路として開通したもので(平成17年3月30日に無料化)、馬…
毎年5月3日〜5月5日、静岡県浜松市で『浜松まつり』が行なわれます。凧祭り(たこまつり)とも呼ばれるように中田島砂丘を舞台に170以上の町が参加して行なわれる勇壮な「凧揚げ合戦」と、80台以上の屋台が夜の街を華麗に彩る「…
1月3日、静岡県浜松市北区引佐町で『寺野ひよんどり』が行なわれます。『寺野のひよんどり』、『川名のひよんどり』と『天竜の懐山(ふところやま)のおくない』が「遠江のひよんどりとおくない」として国の重要無形文化財に指定されて…
毎年1月4日18:00〜23:30、浜松市北区引佐町川名の福満寺薬師堂(通称・八日堂)で『川名ひよんどり』が行なわれます。「火踊り」が訛って「ひよんどり」となったもので五穀豊穣、子孫繁栄を祈願して「火を迎える行事」です。…
遠州地方の民話で知られる芋堀長者の観音堂建立伝承がある古刹が浜松市中区の鴨江寺(鴨江観音)。平安時代には支院300を数える名刹となり、南北朝時代には南朝方・後醍醐天皇の綸旨を受け鴨江寺城となって足利軍・斯波氏の攻撃を受け…
正長元年(1428年)、月窓義運禅師(げっそうぎうんぜんじ)が浜松に開山した曹洞宗の寺、西来院(せいらいいん)。本尊は釈迦牟尼仏。境内には徳川家康の正室・築山御前(つきやまごぜん=瀬名姫)の廟堂(月窟廟)、家康の異父弟・…
徳川家康の正室・築山御前(つきやまごぜん=瀬名姫)が、徳川家康の命により、家康の家臣・野中重政に殺害されたのは、天正7年(1579年)8月29日。野中重政が刀を洗ったといわれる池があったのは、浜松医療センターが建つあたり…
応永12年(1405年)、長安坊がこの地に草庵を構えたのが始まりという浜松市天竜区二俣町にある古刹。戦国時代さなかの天正7年(1579年)9月25日、徳川家康の長男・松平信康は、妻である徳姫(織田信長の娘)に武田方に内通…