山部赤人万葉歌碑

山部赤人万葉歌碑

静岡県富士市、ふじのくに田子の浦みなと公園内にあるのが山部赤人万葉歌碑。奈良時代の歌人・山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだ有名な『富士山を望む歌』(「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」万葉集・巻3・318)を詠んだ田子の浦。その絶景と歌を今に伝えるために歌碑が建立されています。

あえて万葉仮名で歌が刻まれている

山部赤人万葉歌碑

山部赤人万葉歌碑は、昭和61年、田子の浦港富士ふ頭(旧フェリー乗り場)に建立されたもの。
平成24年、ふじのくに田子の浦みなと公園内に移設されています。

地元、富士市南松野産出の松野石(通称「俵石」)でできた石柱8本に万葉仮名での『富士山を望む歌』を刻み、富士山型に配したもの。
刻まれる万葉仮名(漢字は新字体)は、天文15年(1546年)の書写と目される『神宮文庫本万葉集』(神宮文庫所蔵)によるもの。
【翻刻】
山部宿祢赤人望不尽山歌一首 并短歌

天地之 分時従 神左備手 高貴寸 駿河有 布士能高嶺乎
天原 振放見者 度日之 陰毛隠比 照月乃 光毛不見 白雲母 伊去波伐加利
時自久曽 雪者落家留 語告 言継将往 不尽能高嶺者

田兒之浦従打出而見者真白衣
不尽能高嶺尓雪波零家留

【読み下し文】
山部宿禰赤人 富士山を望む歌一首 短歌を并せたり

天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き  駿河なる 富士の高嶺を
天の原 降りさけ見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い去きはばかり
時じくぞ 雪は降りける 語りつぎ 言ひ継ぎ往かむ 富士の高嶺は

  田子の浦ゆ うち出てみれば ま白にぞ
  富士の高嶺に 雪は降りける

名称 山部赤人万葉歌碑/やまべのあかひとまんようかひ
所在地 静岡県富士市前田地先
関連HP 富士市公式ホームページ
電車・バスで JR吉原駅から徒歩30分
ドライブで 東名高速道路富士ICから約6km
駐車場 139台/無料
問い合わせ 静岡県田子の浦港管理事務所 TEL:0545-33-0496
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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