浜名湖
静岡県浜松市、湖西市にまたがる国内第10位の巨大な湖が浜名湖。湖面面積は64.92平方キロ、周囲114kmの湖で、もともとは入江だったものが砂州により遠州灘と隔てられた海跡湖です。明応7年8月25日(1498年9月11日…
静岡県浜松市、湖西市にまたがる国内第10位の巨大な湖が浜名湖。湖面面積は64.92平方キロ、周囲114kmの湖で、もともとは入江だったものが砂州により遠州灘と隔てられた海跡湖です。明応7年8月25日(1498年9月11日…
静岡県榛原郡川根本町にある大井川鐵道井川線の駅が奥大井湖上駅。その名の通り、接岨湖(大井川を堰き止めた長島ダムのダム湖)に突き出した半島にあり、1面1線のホームの前後は、「レインボーブリッジ」と呼ばれる橋梁。まさに湖上に…
浜名湖は今でこそ海水と淡水が交じる汽水湖(きすいこ=湖水に塩分が含まれる湖)ですが、これは室町時代の明応7年8月25日(1498年9月11日)の明応地震(南海トラフ巨大地震)による津波で、海とつながったから。浜名大橋が架…
日本第10位の湖、静岡県の浜名湖の太平洋につながる湖口(今切口)に架る国道1号浜名バイパス(高規格道路)の道路橋が浜名大橋。もともとは昭和53年3月24日に有料道路として開通したもので(平成17年3月30日に無料化)、馬…
2025年2月2日(日)10:00~14:00、静岡県掛川市で『第37回遠州横須賀凧揚げまつり』が行なわれます。横須賀凧をはじめ全国の凧愛好家による各地の自慢の凧が集り、遠州名物のからっ風を受けて大空に舞う風物詩。子供で…
静岡県袋井市にある油山寺、秋葉総本殿可睡斎とともに遠州三山のひとつに数えられる名刹が法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)。寺伝によれば神亀2年(725年)、聖武天皇の命により行基が開山したという、真言宗の古刹です。厄除観…
静岡県森町(遠州森)にある森の石松の墓があることで知られる禅寺が大洞院。山号を橘谷山(きっこくざん)といい、南北朝時代の応永18年(1411年)開山の名刹。室町幕府4代将軍、足利義持(あしかがよしもち/足利義満の子)が寺…
静岡県袋井市の郊外にあり、室町初期に開かれた曹洞宗の巨刹で遠州三山(油山寺、秋葉総本殿可睡斎、法多山尊永寺)のひとつに数えられる名刹。徳川家康ゆかりの寺で、可睡斎という名は、家康の前で住職が居眠りをしたっというエピソード…
毎年5月3日〜5月5日、静岡県浜松市で『浜松まつり』が行なわれます。凧祭り(たこまつり)とも呼ばれるように中田島砂丘を舞台に170以上の町が参加して行なわれる勇壮な「凧揚げ合戦」と、80台以上の屋台が夜の街を華麗に彩る「…
毎年3月最終日曜、静岡県掛川市で『高天神社例大祭』が斎行されます。高天神社は、高天神城を守護する鎮守社で、高天神城跡に鎮座しています。例大祭は、東峰に鎮座した神社を西峰に遷したことが起源で、1年に1回、3月最終日曜に東峰…
1月3日、静岡県浜松市北区引佐町で『寺野ひよんどり』が行なわれます。『寺野のひよんどり』、『川名のひよんどり』と『天竜の懐山(ふところやま)のおくない』が「遠江のひよんどりとおくない」として国の重要無形文化財に指定されて…
毎年1月4日18:00〜23:30、浜松市北区引佐町川名の福満寺薬師堂(通称・八日堂)で『川名ひよんどり』が行なわれます。「火踊り」が訛って「ひよんどり」となったもので五穀豊穣、子孫繁栄を祈願して「火を迎える行事」です。…
遠州地方の民話で知られる芋堀長者の観音堂建立伝承がある古刹が浜松市中区の鴨江寺(鴨江観音)。平安時代には支院300を数える名刹となり、南北朝時代には南朝方・後醍醐天皇の綸旨を受け鴨江寺城となって足利軍・斯波氏の攻撃を受け…
秋葉総本殿可睡斎、法多山尊永寺とともに遠州三山(えんしゅうさんざん)のひとつで目の霊山として有名なのが袋井市にある油山寺(ゆさんじ)。正式名は醫王山薬王院油山寺(いおうざんやくおういんゆさんじ)。寺伝によれば大宝元年(7…
正長元年(1428年)、月窓義運禅師(げっそうぎうんぜんじ)が浜松に開山した曹洞宗の寺、西来院(せいらいいん)。本尊は釈迦牟尼仏。境内には徳川家康の正室・築山御前(つきやまごぜん=瀬名姫)の廟堂(月窟廟)、家康の異父弟・…
創祀は仁徳天皇の御代という浜松市街にある古社で『延喜式神名帳』にある蛭田(ひるた)郷許部(こべ=現・浜松市中区小沢渡町)にあった許部神社(こべじんじゃ)がこの浜松八幡宮なのだとか。しかもこの浜松八幡宮の松が、浜松という地…
徳川家康の正室・築山御前(つきやまごぜん=瀬名姫)が、徳川家康の命により、家康の家臣・野中重政に殺害されたのは、天正7年(1579年)8月29日。野中重政が刀を洗ったといわれる池があったのは、浜松医療センターが建つあたり…
応永12年(1405年)、長安坊がこの地に草庵を構えたのが始まりという浜松市天竜区二俣町にある古刹。戦国時代さなかの天正7年(1579年)9月25日、徳川家康の長男・松平信康は、妻である徳姫(織田信長の娘)に武田方に内通…