牛代のみずめ桜

静岡県島田市川根町家山、山越えで天竜と藤枝を結ぶ静岡県道63号（静岡県道63号藤枝天竜線）途中、家山川沿いに咲く樹齢300年ほどの一本桜が、牛代のみずめ桜（うしんしろのみずめざくら）。見事なエドヒガンで、例年、開花期の3月下旬〜4月上旬にはライトアップも実施されています。

茶畑に囲まれた絶景のエドヒガン

川根茶の茶畑が広がる小高い丘の上に立つ一本桜という絶景的な要素を備えることから、近年、注目度もアップし、訪れる人も増加。
ライトアップもされた夜には幻想的な光景が広がります。

また、牛代のみずめ桜を護る会によって川根茶の接待や地場産品の販売も実施されています。

樹高20m、幹周り4.23mで推定樹齢は300年。
「塩本牛代のエドヒガン」として、島田市の天然記念物に指定。
牛代のみずめ桜を護る会の所有で、個人所有なのでマナーを守って見学を。

ちなみに、みずめ桜はエドヒガンの呼び名で、兵庫県養父市には樹齢500年の「糸原のみずめ桜」が咲きます。
家山には有名な家山の桜トンネルもあるので、桜トンネル見学後、時間が許せば、ぜひ牛代のみずめ桜に足を伸ばしましょう（ただし車での移動が必要です）。

家山の桜トンネル

静岡県島田市川根町家山、大井川に並走する国道473号と大井川鐵道大井川本線沿いにある桜並木が、家山の桜トンネル。例年、桜が見頃となる3月下旬頃には、大井川鐵道のお花見列車（SL急行、EL急行）も運転され、この区間では徐行して車窓からお花見が