南アルプスあぷとライン「トロッコ列車」(大井川鐵道)、安く乗る方法とは!?

大井川鐵道井川線「南アルプスあぷとライン」(千頭駅〜井川駅/25.5km)の乗車料金は、観光列車としての運行に変わって、1乗車大人3500円、小人1750円という高額な設定に。単純に往復するだけでも大人7000円、小人3500円が必要に。ところが、例外として1往復だけ「安く乗る」列車が運転されています。

接岨峡温泉で泊まる1泊2日プランなら乗車可能

大井川鐵道井川線「南アルプスあぷとライン」の存続をかけての観光列車への転換と、それに伴う大幅値上げですが、その背景には、地元の利用者がほとんどいないこと、大部分の乗客が観光目的だったことがあります。
大井川鐵道は、そこに目を付け、地元の人が通勤、通学などに使う生活路線としての維持を諦め、観光路線としての存続へと転換したのです。

黒部峡谷鉄道(同じトロッコ列車)も、もともと黒部川の電源開発、ダム建設で敷設された鉄道で、関西電力が維持管理し、観光鉄道として存続しています(関西電力の関係者専用の列車も運行)。
大井川鐵道井川線も、大井川の電源開発、ダム建設用に敷設されたという似たような側面がありますが、大きく違うのは終点の井川駅周辺に人家があること、さらには鉄道とは別に車道が通じている点です。

井川湖周辺に暮らす人は、通常は車が足代わりで、「南アルプスあぷとライン」のトロッコ列車は利用しません。
そのため慢性的な赤字を抱えることになったのです。

アイデアマンとして知られる大井川鐵道・鳥塚亮社長が下した結論は、日本で唯一のアプト式鉄道を、観光列車として存続させること。
そのために1乗車3500円という大幅値上げを行なったのです。
大井川鐵道は、「この3500円は、鉄道の運賃ではなく、観光列車ならではの乗車体験・諸費用等を含んだ募集型企画旅行(旅行商品)の代金」としています。

当然ながら、賛否両論が渦巻きましたが、大井川鐵道は、千頭駅〜接岨峡温泉駅の1往復(千頭14:35発の405列車・接岨峡温泉10:45発の402列車)に限り、一般車両を連結、通常運賃で利用できる方法を残しているのです。
本来は地元向けの配慮なので、大井川鐵道のホームページでも探すのが大変で、積極的にPRしていませんが、実は千頭駅〜接岨峡温泉駅830円(乗車券)のみで乗車可能。

つまり、接岨峡温泉で泊まる1泊2日プランを組めば、ファミリーでも大人830円、小人420円で乗車できるということに(1日1往復、普通車両に限定)。
列車の運行も接岨峡温泉のチェックイン、チェックアウトに合わせたような設定なので、利用価値大ということに。

接岨峡温泉には「接岨峡温泉会館」、「民宿なかむら」、「たぶの家」があり、エコノミーな料金で宿泊が可能。

南アルプスあぷとライン「トロッコ列車」(大井川鐵道)、安く乗る方法とは!?
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南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)

南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)

静岡県榛原郡川根本町の千頭駅から静岡市葵区の井川駅までの25.5kmを1時間50分で結ぶトロッコ列車。正式名は大井川鐵道井川線で、日本で唯一のアプト式鉄道(ラック式鉄道)。大井川の電源開発のダム建設の際に物資輸送に築かれた鉄道が観光向けに転





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