千頭駅

千頭駅

静岡県榛原郡川根本町にある、大井川鐵道大井川線・井川線(南アルプスあぷとライン)の駅が、千頭駅(せんずえき)。寸又峡温泉(すまたきょうおんせん)の玄関駅で、標高299.8m。大井川線を走るSLの終着駅で、転車台があり、ここで南アルプスあぷとラインに乗り換え。中部の駅百選にも選定。

南アルプスあぷとラインへの乗り換え

昭和6年12月1日、現在の大井川線の終着駅として開業。
昭和10年5月30日にはトロッコ列車の大井川専用軌道(後の中部電力専用鉄道、現・大井川鐵道井川線)が開通しています。
木材の鉄道輸送が行なわれていた時代には、寸又川専用軌道(後の千頭森林鉄道、昭和44年廃止)で沢間駅〜千頭駅間で大井川専用軌道に乗り入れ、千頭駅に併設された千頭土場(貯木場)で木材を貨車から下ろしていました。
その千頭土場の跡地が、道の駅奥大井音戯の郷です。

現在の鉄骨一部2階建て、ロッジ風の千頭駅舎は、平成4年築。
駅前から大鉄アドバンス寸又峡線(路線バス)の寸又峡温泉行き、接岨峡温泉経由閑蔵駅前行きが発着しています。

大井川鐵道で中部の駅百選に選定されるのは、千頭駅と同様にSLの終着駅で転車台の新金谷駅、井川線(南アルプスあぷとライン)の奥大井湖上駅の3駅です。

千頭駅
名称 千頭駅/せんずえき
所在地 静岡県榛原郡川根本町千頭1216-5
関連HP 大井川鐵道公式ホームページ
ドライブで 新東名高速道路静岡スマートICから約32㎞
駐車場 道の駅「音戯の郷」駐車場(85台/無料)を利用
問い合わせ 大井川鐵道大鉄営業部 0547-45-4112
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
千頭駅転車台

千頭駅転車台

静岡県榛原郡川根本町千頭にある大井川鐵道大井川本線の終着駅が千頭駅(せんずえき)。井川線(いかわせん=南アルプスあぷとライン)の乗換駅になっていますが、SL急行「かわね路号」や特急「きかんしゃトーマス号」など、新金谷駅始発のSL列車の終着駅

大井川鐵道で近鉄特急が活躍中!

SL急行「かわね路号」や特急「きかんしゃトーマス号」などの運転で人気の大井川鐵道ですが、実は、鉄道ファンや関西の年配の人には、もうひとつ注目の電車があるのです。それが大井川鐵道16000系といわれる、元近鉄の特急(現在も近鉄南大阪線では特急

新金谷駅

新金谷駅

静岡県島田市金谷東2丁目にある大井川鐵道大井川本線(金谷駅~千頭駅)の駅が、新金谷駅。東海道線との連絡駅は金谷駅ですが、SLの転車台もあるため、「きかんしゃトーマス号」、「SL急行かわね路」などSLは新金谷駅が始発駅に。中部の駅百選に選定、

奥大井湖上駅

奥大井湖上駅

静岡県榛原郡川根本町にある大井川鐵道井川線の駅が奥大井湖上駅。その名の通り、接岨湖(大井川を堰き止めた長島ダムのダム湖)に突き出した半島にあり、1面1線のホームの前後は、「レインボーブリッジ」と呼ばれる橋梁。まさに湖上に浮かぶ駅といった雰囲

南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)

南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)

静岡県榛原郡川根本町の千頭駅から静岡市葵区の井川駅までの25.5kmを1時間50分で結ぶトロッコ列車。正式名は大井川鐵道井川線で、日本で唯一のアプト式鉄道(ラック式鉄道)。大井川の電源開発のダム建設の際に物資輸送に築かれた鉄道が観光向けに転

千頭駅

よく読まれている記事

ABOUTこの記事をかいた人

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!