静岡県下田市の大賀茂川河口のハマボウは、下田市の天然記念物。例年7月下旬〜8月中旬に見頃を迎え、遊歩道「はまぼうロード」で観賞することができます。730mに渡って敷設されたボードウォークが黄色い花に包まれ、見事。2穴洞窟の龍宮窟、サンドスキー場のある田牛(とうじ)海岸近くにあるので、ぜひお立ち寄りを。
「日本のハイビスカス」とも称される美しい花が咲く
温暖な汽水域に生育するハマボウの北限地は、神奈川県・三浦半島ですが、関東近県で最大の自生地が大賀茂川河口。
400株~500株ものハマボウが生育しています。
河川改修や、湾内の護岸工事などで、各地のハマボウは絶滅の危機にありますが、大賀茂川河口は自然のままに残されています。
ハマボウは、1日花で朝開花して午前中に咲き、午後からは花びら丸まっていき、最後には散ってしまいます。
下田市では、青野川河口がマングローブの北限ですが、青野川河口にもハマボウは茂っています。
伊豆下田で「日本のハイビスカス」ハマボウが見頃 | |
所在地 | 静岡県下田市吉佐美1726-2 |
場所 | はまぼうロード |
電車・バスで | 伊豆急行線伊豆急下田駅から東海バス下賀茂行き10分、吉佐美下車、徒歩10分 |
ドライブで | 東名高速道路沼津ICから約76km |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |