小島陣屋跡
静岡県静岡市清水区にある江戸時代に現在の小島地区一帯を統治した駿河国小島藩(おじまはん)の陣屋跡が小島陣屋跡。小島藩は2万石という小藩で、城を構えることが許されず、藩主の居館は小島陣屋でした。小島陣屋の遺構として石垣など…
静岡県静岡市清水区にある江戸時代に現在の小島地区一帯を統治した駿河国小島藩(おじまはん)の陣屋跡が小島陣屋跡。小島藩は2万石という小藩で、城を構えることが許されず、藩主の居館は小島陣屋でした。小島陣屋の遺構として石垣など…
静岡県浜松市天竜区佐久間町と愛知県北設楽郡豊根村の境界を流れる天竜川に、電力供給を目的に、昭和31年に完成した巨大なダムが佐久間ダム。高度成長期に、バンク・オブ・アメリカから総額900万ドルの借款を得て、建設費に充当。そ…
山部赤人が東国に赴く道すがら、田子の浦を通って仰ぎ見た富士の姿を詠んだ有名な歌。「田子の浦ゆ うち出てみれば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」。『小倉百人一首』にも選ばれ、「田子の浦ゆ」の短歌として有名ですが、実は…
旧東海道由比宿の背後に聳える706.8mの頂が浜石岳。海道一の絶景と称される薩埵峠(さったとうげ)からの縦走路もあり、峠から2時間30分ほどのハイキングで到達できます。山腹はミカン畑が広がり、厳冬期にも雪を見ることは稀な…
江戸時代、東海道の宿場町として栄えた由比(現・静岡市清水区由比)。往時には、本陣、脇本陣を中心に、旅籠(はたご)が建ち並んでいたという。東海道筋のなかで由比は、本陣の敷地が唯一当時のままに残されている地。残念ながら本陣の…
江戸時代の東海道で「海道(街道)一の絶景」といわれた景勝地が由比(由井)宿(ゆいじゅく/現・静岡市清水区由比)と興津宿(おきつじゅく/現・興津本町)の中間にある薩埵峠(さったとうげ)。東海道本線由比駅から南へと旧東海道(…
名曲『旅姿三人男』(作詞:宮本旅人、 作曲:鈴木哲夫)。昭和13年にディック・ミネが歌ってヒットし、その後、多くの歌手がカバーしています。歌碑が立つのは、侠客・清水次郎長、その子分の大政、小政の墓がある静岡県静岡市清水区…
静岡県静岡市清水区にある臨済宗妙心寺派の名刹、梅蔭禅寺(ばいいんぜんじ)。「海道一の大親分」として知られた、清水次郎長(しみずのじろちょう)の墓が残る臨済宗の寺。明治26年、74歳で没した次郎長は、清水港の整備や、富士の…
静岡市清水区の興津(おきつ)、清水港や三保松原を望む高台にあり、「興津(おきつ)の清見寺」として知られる臨済宗の名刹。その歴史は古く、創建は7世紀頃と伝えられています。天文8年(1539年)、今川義元の軍師・大原雪斉によ…
駿河湾を横断し、清水港(静岡県静岡市清水区)~土肥港(伊豆市土肥)を70分で結ぶ高速フェリー。静岡県道223号清水港土肥線の扱いで、223(ふじさん)と洒落(しゃれ)た海上県道。県道の標識はフェリーの甲板に設置されていま…
静岡市街の中心地、駿府城公園は、将軍職を徳川秀忠に譲り大御所時代の駿府城の跡だとされています。全国の大名に命じて(天下普請)築城させたのが現在の駿府城です。それは歴史的事実なのですが、駿府城の天守台跡の発掘調査で、豊臣秀…
2024年3月25日(月)~6月7日(金)、静岡県静岡市で『桜えび漁(春漁)解禁』となりました。桜えびは、世界中でも駿河湾と台湾でしか獲れない貴重な資源で、獲れたてを生で味わえるのは世界で唯一静岡市だけ。…
1月1日〜5月上旬、静岡市久能いちご海岸通りで『石垣いちご狩り』が行なわれます。駿河湾を望む久能海岸沿いは別名「いちご海岸通り」。石垣を積み上げた間に苗を植え付ける独特の方法で、章姫などを栽培している。1月~5月上旬にか…
毎年1月1日〜1月3日、静岡市清水区由比町の豊積神社で『由比のお太鼓祭』が行なわれます。元旦から3日未明にかけて行なわれ、元旦の昼頃、豊積神社の拝殿に集合し、村内巡行へと出発する「渡り初め」で幕を開けます。威勢よく太鼓を…
静岡市の安倍川の源流域(安倍奥)、支流のサカサ川に懸かる巨瀑が安倍の大滝で、日本の滝百選にも選定。駿河大滝とも呼ばれるのは落差80mは駿河随一だから。梅ヶ島温泉の温泉街から徒歩45分ほどで到達。県道29号途中、安倍の大滝…
上野の寛永寺で謹慎する徳川慶喜は、慶喜護衛のために結成された精鋭隊のトップで旧幕臣の山岡鉄舟に、駿府(すんぷ=現・静岡市)に布陣する官軍・西郷隆盛を訪ねて、恭順の意思を伝えます。その会見が行なわれたのが現在の静岡駅前、上…
静岡市用宗(もちむね)から、焼津市浜当目(はまとうめ)に至る全長約4kmの大崩海岸。糸魚川静岡構造線の南の端に位置し、富士山の大沢崩れ、静岡市安倍奥の大谷崩れと並び「駿河三大崩れ」に数えられ、東海の親不知(おやしらず)と…
遠州灘に沿って走る国道150号の別名は、1(いち)5(ご)の語呂合わせもあって「いちごライン」。この国道150号から久能山中腹まで、石垣いちごの温室がびっしりと建っています。石垣いちごとは、その名の通り、石垣の間にはい上…