田子の浦はどこにあった!?
山部赤人が東国に赴く道すがら、田子の浦を通って仰ぎ見た富士の姿を詠んだ有名な歌。「田子の浦ゆ うち出てみれば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」。『小倉百人一首』にも選ばれ、「田子の浦ゆ」の短歌として有名ですが、実は…
山部赤人が東国に赴く道すがら、田子の浦を通って仰ぎ見た富士の姿を詠んだ有名な歌。「田子の浦ゆ うち出てみれば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」。『小倉百人一首』にも選ばれ、「田子の浦ゆ」の短歌として有名ですが、実は…
旧東海道由比宿の背後に聳える706.8mの頂が浜石岳。海道一の絶景と称される薩埵峠(さったとうげ)からの縦走路もあり、峠から2時間30分ほどのハイキングで到達できます。山腹はミカン畑が広がり、厳冬期にも雪を見ることは稀な…
江戸時代、東海道の宿場町として栄えた由比(現・静岡市清水区由比)。往時には、本陣、脇本陣を中心に、旅籠(はたご)が建ち並んでいたという。東海道筋のなかで由比は、本陣の敷地が唯一当時のままに残されている地。残念ながら本陣の…
江戸時代の東海道で「海道(街道)一の絶景」といわれた景勝地が由比(由井)宿(ゆいじゅく/現・静岡市清水区由比)と興津宿(おきつじゅく/現・興津本町)の中間にある薩埵峠(さったとうげ)。東海道本線由比駅から南へと旧東海道(…
静岡県富士市鈴川にある富士講の遺跡が鈴川の富士塚。富士塚は、江戸時代に隆盛した富士講で、富士山を登拝する代わりに築かれた築山。江戸や名古屋など、富士山から離れた地に築かれたものが大半で、鈴川の富士塚は静岡県で現存する唯一…
静岡県富士市、ふじのくに田子の浦みなと公園内にあるのが山部赤人万葉歌碑。奈良時代の歌人・山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだ有名な『富士山を望む歌』(「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける」万葉集・…
静岡県富士市の田子の浦港の港湾入口部分に築かれた静岡県営のふじのくに田子の浦みなと公園。平成30年2月23日(2月23日=富士山の日)にオープンしたのが展望施設の富士山ドラゴンタワー。高さは、37.76mで富士山の100…
静岡県富士市、田子の浦港の港湾整備(浚渫工事)で生まれた土砂を利用し、田子の浦港に築かれた静岡県営の公園がふじのくに田子の浦みなと公園。田子の浦港越しに富士山を眺望する富士山ドラゴンタワー、アスレチック遊具、山部赤人万葉…
名曲『旅姿三人男』(作詞:宮本旅人、 作曲:鈴木哲夫)。昭和13年にディック・ミネが歌ってヒットし、その後、多くの歌手がカバーしています。歌碑が立つのは、侠客・清水次郎長、その子分の大政、小政の墓がある静岡県静岡市清水区…
静岡県静岡市清水区にある臨済宗妙心寺派の名刹、梅蔭禅寺(ばいいんぜんじ)。「海道一の大親分」として知られた、清水次郎長(しみずのじろちょう)の墓が残る臨済宗の寺。明治26年、74歳で没した次郎長は、清水港の整備や、富士の…
静岡市清水区の興津(おきつ)、清水港や三保松原を望む高台にあり、「興津(おきつ)の清見寺」として知られる臨済宗の名刹。その歴史は古く、創建は7世紀頃と伝えられています。天文8年(1539年)、今川義元の軍師・大原雪斉によ…
駿河湾を横断し、清水港(静岡県静岡市清水区)~土肥港(伊豆市土肥)を70分で結ぶ高速フェリー。静岡県道223号清水港土肥線の扱いで、223(ふじさん)と洒落(しゃれ)た海上県道。県道の標識はフェリーの甲板に設置されていま…
静岡県裾野市、裾野市中央公園内にある落差12mの滝が五竜の滝(国土地理院地形図:五竜ノ滝)。水量豊富な狩野川水系黄瀬川に懸かる滝で、5筋になって落ちるのがその名の由来。各筋は、それぞれ雪解、富士見、月見、銚子、狭衣と名付…
静岡県御殿場市の駒門地区にある富士山の爆発によってできた本穴290m、枝穴118.2mの溶岩洞窟が駒門風穴(こまかどかざあな)。富士山麓では最大規模の溶岩洞窟で、国の天然記念物に指定されています。洞窟内部の気温は年間を通…
富士川に架る橋は数多く東名高速道路の富士川橋、静岡県道396号富士由比線の富士川橋、山梨県道405号割子切石線の富士川橋とまぎらわしいのですが、新東名高速道路に架橋された橋が新富士川橋。富士市と富士宮市の間を流れる日本三…
静岡市街の中心地、駿府城公園は、将軍職を徳川秀忠に譲り大御所時代の駿府城の跡だとされています。全国の大名に命じて(天下普請)築城させたのが現在の駿府城です。それは歴史的事実なのですが、駿府城の天守台跡の発掘調査で、豊臣秀…
2025年7月27日(日)、静岡県富士市の中央公園および中央公園前青葉通りで『富士まつり(花火大会)』が開催されます。パレード広場では太鼓の競演、太鼓・みこし練り歩き、市民総おどりなどが行なわれ、19:30〜は花火大会も…
2025年4月2日(水)〜6月5日(木)、静岡県静岡市で『桜えび漁(春漁)解禁』となりました。桜えびは、世界中でも駿河湾と台湾でしか獲れない貴重な資源で、獲れたてを生で味わえるのは世界で唯一静岡市だけ。春…