黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館

黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館

静岡県菊川市にある国の重要文化財に指定される代官屋敷が、黒田家代官屋敷。江戸時代には旗本、代官職も務めた大地主、黒田家。長屋門のある広大な屋敷は、長屋門、米蔵、東蔵や周囲にめぐらされた堀も含め、国の重要文化財。代官屋敷資料館を併設し、貴重な美術品などを鑑賞できます。

国の重要文化財に指定された旧小笠町の名家

18世紀中頃の築と推定される長屋門、江戸時代末期、安政東海地震(1854年)後に再建されたと推測できる主屋など、豪壮な建物が並んでいます。
現在も所有者が居住していることから、主屋、東蔵、米蔵は外観のみ見学可能。
堀のまわりには遊歩道が巡らされ、遊歩道からのみ見学が可能。
長屋門見学の際にも主屋を覗き込むような行為は厳禁です。

代官屋敷資料館では、所蔵する鎧兜や武具、陶磁器や調度品、江戸時代から明治時代にかけて蒐集された美術品、長屋門や東蔵の保存修理工事の様子、建物内部の写真などを展示しています。

黒田家のルーツは、越前国黒田荘といい、永禄年間(1558年~1569年)に8代・黒田義則が遠州に移住。
今川氏家臣でしたが今川家の滅亡後、徳川家康の配下・小笠原信興(おがさわらのぶおき/高天神城の城主)に仕え、高天神城の落城で帰農したと伝えられています。
21代黒田節三は昭和29年に平田村、南山村、小笠村が合併し小笠町が誕生した際に、初代・小笠町長を、22代 ・黒田淳之助も7代小笠町長を務めています。

黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館
黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館
名称 黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館/くろだけだいかんやしき・だいかんやしきしりょうかん
所在地 静岡県菊川市下平川862
関連HP 菊川市公式ホームページ
電車・バスで JR菊川駅から静鉄バス浜岡営業所・御前崎サンホテル方面行きで17分、平田本町下車、徒歩5分
ドライブで 東名高速道路菊川ICから
駐車場 30台/無料
問い合わせ 黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館 TEL:0537-73-7270
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

黒田家代官屋敷・代官屋敷資料館

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