2024年1月20日(土)〜3月31日(日)、東伊豆町の稲取温泉で『第27回雛のつるし飾りまつり』を開催。「雛のつるし飾り」とはひな祭りのとき雛壇の両脇に人形を飾る風習。伊豆の稲取地区、福岡県柳川市(「柳川さげもん」)、山形県酒田市(「傘福」)が「日本三大つるし飾り」ですが伊豆稲取は「つるし雛発祥の地」とPRしています。
メイン会場は「文化公園雛の館」と雛の館「むかい庵」
「江戸時代には雛人形を買うことができる人はごくわずかで、庶民は手作りの雛飾りで初節句を祝いました。稲取では、親から子へ、子から孫へと代々受け継がれてきた貴重なおまつりです」とは稲取温泉旅館組合の赤尾恵太郎さん(稲取赤尾ホテル社長)の解説。
『雛のつるし飾りまつり』で飾られる人形は、はいはいする子をかたどった「這い子人形」、うさぎ(赤い目のウサギは病気を退治するという信仰から)、猿っこ(災いが去ることから)、桃(邪気を払うから)など。
メイン会場は「文化公園雛の館」と雛の館「むかい庵」です。
『雛のつるし飾りまつり』の開催時期は同時に稲取のブランド魚である金目鯛(「稲取金目」)にもっとも脂ののる時季。『第21回雛のつるし飾りまつり』会場を駆け足で眺めて去る人もいますが、それではあまりにもったいない!
稲取温泉の各宿や鮮魚料理の店でぜひ味わいたい魚です。
素盞嗚神社(むかい庵から徒歩5分)の117段の階段に雛人形を飾る『雛段飾り』(2月18日(日)〜3月12日(火)/雨天中止)も用意されています。
稲取から『椿まつり』の大島へジェット船就航
2024年2月3日(土)から2月29日(火)に、稲取港から伊豆大島へ、午前1便、午後1便高速ジェット船が就航。
稲取航路が今年も運航!
稲取港から伊豆大島は、わずか35分の船旅です。
伊豆大島では2024年1月28日(日)~3月24日(日)まで『伊豆大島椿まつり』を開催。
第27回雛のつるし飾りまつり|伊豆稲取|2024 | |
開催日 | 2024年1月20日(土)〜3月31日(日) |
所在地 | 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取 |
場所 | 文化公園雛の館・むかい庵 |
関連HP | 稲取温泉旅館協同組合公式ホームページ |
電車・バスで | 伊豆急行線伊豆稲取駅から徒歩10分でむかい庵。徒歩20分で文化公園雛の館 |
ドライブで | 東名高速道路沼津ICから約17km |
駐車場 | 文化公園雛の館駐車場(25台/有料) |
問い合わせ | 稲取温泉旅館協同組合 TEL:0557-95-2901/FAX:0557-95-5180 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/かかりつけ湯協議会・稲取温泉旅館協同組合