関西風の鰻、関東風の鰻、両方の鰻が味わえるのが、浜松。
背中を開いて蒸し上げ、タレをつけて焼き上げる関東風の鰻を味わいたいなら、「藤田」がおすすめです。
その理由は簡単。
明治25年創業で、初代は信州・飯田へウナギの行商をしていたのだとか。
2代目は浜名湖に養鰻場を構え、さらに3代目がタレをつくりあげたという老舗ならではのストーリーもあるのです。
「うなぎ藤田 浜松駅前店」が便利
まず、注目は、活ウナギに対する目利き。
初代は信州へと行商していますが、当時は徒歩での旅。宿泊先では「ウナギの宿」という水にウナギを放ちながら、山国信州を目ざしたのです。
そして自慢はタレ。
「父の代から50年以上も継ぎ足してきた秘伝のタレが自慢」と当主も胸を張ります。
ウナギは地下150mから汲み上げる地下水に、餌を与えずに1週間ほど晒します。
関東風といえど臭みを取り去る上でこの「活かし込み」は非常に大切な工程なのだとか。
「身の締まりと弾力はこの活かし込みがあってのこと」とか。
店は浜松市中区小豆餅に浜松店がありますが、ホテルソリッソ浜松2階の「うなぎ藤田 浜松駅前店」が旅行者には便利です。
首都圏の人には東京店(東京都日野市多摩平3-7-4)、白金台店(東京都港区白金台4-19-21)も営業しています。
泊まって納得! 取材班おすすめ浜松の宿
浜松市街でちょっぴり優雅に泊まるなら オークラアクトシティホテル浜松
浜松駅に隣接する高層ビル、アクトシティにあるオークラ系列のホテル。
自慢の洋食レストランはもちろん、中華で定評あのある「桃花林」も入っています。
浜松市街でエコノミーに泊まるなら くれたけイン・セントラル浜松
浜松を中心に全国展開を図るくれたけホテルチェーンのホテル。
コストパフォーマンスの良さで人気を集め、取材班も利用するホテルです。
さすがにツインは少し手狭なのが難点ですが、予算不足が補えて、余った予算を夕食のうなぎなどに投入できます。
朝食ブッフェもなかなかの充実ぶりです。
浜名湖畔で泊まるなら THA HAMANAKO(旧・浜名湖ロイヤルホテル)
浜名湖の湖畔に立つ、ダイワロイヤルホテルグループの宿。
新幹線からもその姿を目にすることができます。
トップシーズンを除けば、案外手頃なプランが用意されているので、浜松旅行の際にはチェックするのが賢明です。
ディナーも和洋中にブッフェが選択可能。
温泉大浴場には露天風呂も併設です。
コスパ優先なら 浜名湖リゾート スパ THE OCEAN
リゾートホテルなのにエコノミーに泊まれるのが、弁天島のリゾートホテル「THE OCEAN」。
こちらもくれたけグループの宿で、眼の前に赤い鳥居を望む絶景の地に建つ宿です。
夕食はブッフェですが、なかなかの充実ぶり。
できれば、混雑しないオフシーズンの利用がおすすめ。
うなぎ藤田 | |
店名 | うなぎ藤田/うなぎふじた |
住所 | 静岡県浜松市中区砂山町322-7 ホテルソリッソ浜松2階 |
関連HP | うなぎ藤田公式ホームページ |
電車・バスで | JR浜松駅南口から徒歩1分 |
問い合わせ | うなぎ藤田 TEL:053-452-3232/FAX:053-452-3238 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |