2月下旬頃~3月中旬頃(開花状況で終了日は変化)、浜松市の奥山高原で『昇竜しだれ梅まつり』が開かれます。全国的にも珍しい、樹齢45年〜50年の昇竜しだれ花梅が80本植栽された浜松市引佐町のとんまくの里(奥山高原内)で『昇竜しだれ梅まつり』を開催。平成29年はNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の舞台としても注目されました。
200本のしだれ梅が優雅に咲き誇る
浜松市呉松町の佐藤一敏さんが45年ほど前から、細江町の農園で育てていたしだれ梅の大木、80本を平成13年に奥山高原の「滝の流れる流水庭園」に移植したもの。
「昇竜しだれ梅」は枝垂れ梅を竜が天に昇るように仕立てられており、200本のしだれ花梅の若木とともに、山裾から富幕山に向かって山全体が花で埋められます。
梅によって表現される昇竜という言葉通りの見事さです。
「梅の花は桜の様に一斉には咲きません。一本の木で、一輪咲いた時から満開までは長い時で3週間ぐらいかかるときもあります。見頃としては5分咲きくらいからで、つぼみもあって花の一つ一つに勢いが感じられるので、おすすめしています」(奥浜名湖レジャーランド)とのこと。
それでも満開がいいという人は、少し遅めを狙うのが賢明とか。
『おんな城主 直虎』の出身地! 引佐町
平成29年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主人公である井伊直虎。幕末の『桜田門外の変』で暗殺される彦根藩主で大老・井伊直弼(いいなおすけ)の直系の先祖となるのが井伊直虎で、現在の浜松市北区引佐町(いなさちょう)井伊谷(いいのや)の出身。奥山高原のある奥山地区はそのさらに奥の山。井伊谷には井伊直虎ゆかりの龍潭寺(りょうたんじ)もあるのでぜひあわせて見学を。
『昇竜しだれ梅まつり』|浜松市・奥山高原 | |
開催日 | 2月下旬頃~3月中旬頃※開花状況で変更 |
時間 | 昇竜しだれ梅まつり期間は9:00~16:00(通常は10:00~17:00) |
所在地 | 静岡県浜松市北区引佐町奥山堂の上1736-1 |
場所 | 花の奥山高原 |
関連HP | 花の奥山高原公式ホームページ |
ドライブで | 新東名高速道路浜松いなさICから約8.7km |
駐車場 | 200台/無料 |
問い合わせ | 花の奥山高原 TEL:053-543-0234/FAX:053-543-0235 |
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