静岡浅間神社『大神楽祭』(静岡市)

駿河国(静岡県東部の旧国)の総社、浅間神社(しずおかせんげんじんじゃ)。神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社からなり、「静岡浅間神社」は総称です。静岡浅間神社の舞殿に静岡に伝わる神楽が一堂に会し、それぞれ個性のある舞を披露する祭典が執り行なわれます。さらにオクシズ在来市場で「風景を味わう」と題して土日にわたって即売会も同時開催します。

安倍川、瀬戸川、大井川流域の山間部には30もの神楽が伝わる!

静岡浅間神社
 

静岡市の山間地には、各地に特色のある神楽が伝承され、「静岡県中部地方の神楽」として国の選択無形民俗文化財にも登録されています。
そんな神楽が、「芸能の聖地」ともいえる静岡浅間神社舞殿に大集結。

安倍川、瀬戸川、大井川流域の山間部にはかつては50もの、げんざいでも30ほどの神楽が伝承されています。
神社の拝殿や公民館などに設けた2間四方を舞処(まいど)とし、土地の鎮守の祭礼などで奉納されています。
神楽の構成は「神迎え」、「奉納舞」、「神返し」の流れをとり、演目は幣束や扇、鈴、弓矢、太刀、5色の切り紙が入った筒などを手にしての直面(ひためん)の採物舞(とりものまい)と仮面を着けての舞に大別されます。

また、舞筋の違いなどから藁科・川根型(舞筋を辺にとる)と安倍・井川型(舞筋を角にとる)の二系統に分けられます。
「神楽は、陰陽五行の思想に基づき五方(東・南・西・北・中央)、あるいは四方(東・南・西・北)に向かって舞筋をとり、それぞれの方角に向かって同じ所作を繰り返します。各方向へ向かう所作には舞ごとに特徴があり、そこに神楽を伝承してきた人々の工夫を見出すことができる」(静岡市観光交流文化局歴史文化課駿府城エリア活性化室)のだとか。

このうち有名なのは藁科・川根型に属する清沢の神楽(静岡県指定無形民俗文化財/清沢神楽保存会)で、10月中旬から下旬に清沢地区の各氏神社に奉納されます。
 

静岡浅間神社 大神楽祭 DATA

開催日時 2016年10月1日(土)13:00〜20:00、雨天の場合は翌日に延期
「オクシズ在来市場」ー風景を味わうは
10月1日(土)10:00~19:30、10月2日(日)10:00~15:00、雨天中止
所在地 静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1
場所 静岡市浅間神社 舞殿
電車・バスで JR静岡駅から静鉄駿府浪漫バス(市内循環レトロバス)で10分、浅間神社下車、すぐ
ドライブで 東名高速道路静岡ICから20分
駐車場 静岡浅間神社駐車場は利用不可
問い合わせ 静岡市文化財課TEL:054-221-1066
公式HP 静岡浅間神社
オクシズ在来市場

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