沼津市で『我入道の渡し』運航

沼津市の狩野川河口で渡し船が健在です。河川の渡し船としては静岡県でも唯一現存!
江戸時代に始まった渡し船ですが、昭和43年の港大橋の完成で、利用者が減少し、いったん昭和46年に廃止されました。
平成9年に地元の船大工が製造の木船を使って観光用に復活したのが「我入道の渡し」です。

江戸時代からの渡し船が復活!

運航するのは、沼津市我入道東町地先の「我入道のりば」と、沼津市蓼原町地先の「沼津港のりば」が基本で、運航日にはこの間をピストン往復(のりばに人影があれば運航=黄色い旗を振って合図)。
さらに沼津市大手町4丁目地先のあゆみ橋〜沼津港〜我入道という航路にも時間を定めて運航されています(この時間帯は我入道の渡しとしての運航はありません)。

ちなみにあゆみ橋〜沼津港〜我入道というロングコースでも沼津港〜我入道でも1乗船大人100円、小人50円です。

巧みに操船するのは以前は伊豆七島を漁場にしていたというサバ漁の元漁師の船頭・川口安次さん(77)。
我入道の渡
↑干潮時、沼津港のりば周辺には砂浜が現れ、接岸が困難となるため、操舵にも技術を要することに・・・

我入道の名は日蓮が生み出した!?

江戸時代、狩野川河口西側一帯は寺町として機能し、多くの寺が建立されていました。鎌倉時代創建の妙覚寺には、大正13年頃、旧制沼津中学(現沼津東高)に通っていた井上靖が下宿していました。
我入道という地名はその昔、日蓮上人がこの地に降り立つ際に「我れ道に入る」と語ったからとか。
沼津は江戸に近い地方市場の中心地として機能し、以前は西伊豆への玄関口だったのです。松崎の依田佐二平氏が設立した依田汽船と東京湾汽船(現在の東海汽船)もここから発着していました。
伊豆の繭、木材、天草、木炭、牛乳や旅客輸送で大いに賑わい、大正時代には毎日2便の船が伊豆の各地とを結んでいました。
沼津港が完成したのは昭和12年のことです。



2016年3月21日(月・振)~5月29日(日)・7月16日(土)~7月31日(日)・9月17日(土)~11月27日(日)
期間中の土・日曜、祝日に沼津市で『我入道の渡し船』運航(GW 期間中も運航)

「我入道の渡し」は平成9年に復活し今年で20年目を迎えました。木造の和船(約7m、定員14人/乗客12人、船員2人)が土・日曜日、祝日に運航。
我入道とあゆみ橋を定時(午前、午後2回往復)に、沼津港と我入道の間を不定期に運航します。大人100円、小学生50円、小学生未満無料(保護者同伴)。

EVENT DATA

運航日 ホームページ参照
開催地住所 静岡県沼津市我入道東町地先
開催場所 狩野川河口付近(あゆみ橋~沼津港~我入道)
地図
運航時間 9:00〜12:30、13:30〜17:00(11月は16:00まで)
料金 大人100円、小学生50円
定員 12人
問い合わせ 沼津市観光交流課TEL:055-934-4746/沼津我入道漁業協同組合TEL:055-931-1395

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