舞阪大太鼓まつり(浜松市)

「延喜式神名帳」にもその名が記されている古社・岐佐神社(きさじんじゃ)の祭礼で、十五夜(旧暦9月14・15日)に神輿の渡御とともに豊漁を祈願して大太鼓が奉納されます。直径1.8mを超える巨大な太鼓をつけた屋台が8台登場。太鼓屋台が三連の鳥居を勇壮に叩きながら上り下りする場面は圧巻!

明治以降、太鼓は競って巨大化! 最大のものは直径236cm

大太鼓は明治中頃は直径2尺(約61cm)、大正時代には4尺(約121cm)ほどのものでしたが、昭和5年に直径6尺弱(約180cm)の大太鼓が使われ、それをきっかけに各町で、次第に太鼓の大きさを競いようになり、昭和9年には直径6尺(約182cm)、昭和12年には7尺2寸(約218cm)という、当時では類をみないほどの大きさの太鼓が作られました。
現在、直径7尺8寸(約236cm)の太鼓が最大。大きさに比例して音は、地の底から響くような迫力があり、祭礼の代名詞にもなっています。
太鼓を叩くバチ(撥)も巨大で、約1m。男たちは連日、拳に巻きつけた晒(さらし)に血が滲むまで力の限り叩き続けます。
「革の張り替えには100万円近い費用がかかるため、簡単に張り替えることができず、祭りを仕切る年番が回ってきた年に新調する町内が多い」(舞阪大太鼓保存会)とのこと。
旧暦9月15日は大安吉日のハレの日にあたり、月明かりに照らされた大太鼓一行は幻想的ですらあります。

漁業者が信仰する岐佐神社の拝殿

漁業者が信仰する岐佐神社の拝殿

関連スポット

岐佐神社
 

舞阪大太鼓まつり(浜松市)T DATA

開催日 2016年10月14日(金)〜10月15日(土)
所在地 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪1973
場所 岐佐神社
電車・バスで JR弁天島駅から徒歩15分
ドライブで 東名高速道路浜松西ICから25分
駐車場 弁天島海浜公園駐車場/1回410円
問い合わせ 浜松市西区舞阪協働センターTEL:053-592-2111

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