東伊豆町の稲取温泉で『第53回稲取どんつく祭』|2018

稲取温泉で奇祭『どんつく祭』が行なわれます。
稲取に昔から伝わる夫婦和合・子孫繁栄・無病息災を神に祈願する祭礼。

「どんつく神社」のご神体が温泉街を練り歩く!

どんつく神社
↑稲取龍宮岬公園内の「どんつく神社」のご神体

稲取灯台にほど近い「どんつく神社」に奉納された陽物(男性のシンボル)を模したご神体を陰の神社に奉納するまでの催しのほか、花火大会、海童太鼓の演奏、しょうふく面踊りや夜店も出て温泉街は大いににぎわいをみせます。

男性のシンボルを夫婦和合、子孫繁栄などの願いを込めて、「ドンとツク!」から『どんつく祭』とか。ご神体を乗せた御興や3体の陽物をかついだ芸者御興などが温泉街をお色気たっぷりに豪快に練り歩く『どんつく神輿カーニバル』は必見です。

『しょうふく面踊り』は、しょうふく面を頭からかぶり、地元の人と観光客が入り交じり街中を練り歩くユーモラスな踊りです。

「数百発の花火が打ち上げられる海上花火大会だけでも見応え充分です」(稲取観光協会)とのこと。

ルーツは江戸時代に赤痢が流行したとき、「あかっぱら退治」(あかっぱら=天狗)といい、疫病を追い払う祭礼として創始されました。「あかっぱら退治」の際に、その年に成人した男性が小さな男根を付けた御輿を担ぎ、「あかっぱらどしゃがれ」と各家庭を回ったことに由来します。

男根の形の神輿が各家庭をまわるという行事を年々嫌がる人が増えたため、観光化して『どんつく神輿カーニバル』という形式になりました。稲取の天王様神社『あかっぱら』は、今も夏祭りとして健在です。

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↑「どんつく神社」に参拝する温泉達人の飯出敏夫さん。神社に隣接して稲取岬灯台があります

稲取どんつく祭 DATA

開催日 2018年6月3日(日)
開催時間 19:00〜21:40
開催地住所 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取1521-3
開催場所 稲取温泉
関連HP 稲取旅館協同組合公式ホームページ
電車・バスで 伊豆急伊豆稲取駅から徒歩10分
駐車場 なし
問い合わせ 稲取温泉旅館協同組合 TEL:0557-95-2091
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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