宇津ノ谷集落
静岡市駿河区宇津ノ谷、宇津ノ谷峠の手前、旧東海道の面影を色濃く残す、丸子宿と岡部宿間の間の宿(あいのしゅく)の家並みが宇津ノ谷集落。「立場茶屋」として御羽織屋(石川家)が近年まで家伝の陣羽織を展示していましたが、今では閉…
静岡市駿河区宇津ノ谷、宇津ノ谷峠の手前、旧東海道の面影を色濃く残す、丸子宿と岡部宿間の間の宿(あいのしゅく)の家並みが宇津ノ谷集落。「立場茶屋」として御羽織屋(石川家)が近年まで家伝の陣羽織を展示していましたが、今では閉…
静岡県静岡市駿河区宇津ノ谷と藤枝市岡部町の境、宇津ノ谷峠越えの最も古い道が蔦の細道(つたのほそみち)。律令時代の駅伝制では郡家間交通路の伝馬の道、平安時代からは官道(現在の国道)として多くの人が往来した古道で、ハイキング…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(飯田市)の県境、南アルプス(赤石山脈)南部の高峰が聖岳(ひじりだけ)。前聖岳(3013m)と奥聖岳(2978.7m)の総称が聖岳で、南の聖平小屋への途中の尾根に小聖岳と通称される2662mの…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(下伊那郡大鹿村)の境、南アルプス(赤石山脈)南部、荒川三山の内うちもっとの西の赤石岳寄りにあるのが前岳(荒川岳)。標高3068m、東の中岳(3083.7m)との東斜面にはカール(圏谷)も発達…
静岡県静岡市葵区、南アルプス(赤石山脈)南部、荒川三山の中央にそびえるのが中岳(荒川岳)。標高は3083.7mで、荒川三山では唯一の三角点(三等三角点「荒川岳」)のあるピークになっています。山頂の北側には静岡市営中岳避難…
静岡県(静岡市葵区)と長野県(下伊那郡大鹿村)の県境にまたがる、南アルプス(赤石山脈)の深部に位置する高嶺が赤石岳(あかいしだけ)。深田久弥の『日本百名山』にも選定の山で、標高3120.5m、南アルプス第4位、日本国第7…
静岡県静岡市葵区、南アルプス(赤石山脈)の荒川三山(前岳、中岳、悪沢岳=荒川岳と総称)のうち、最東端にあるのが悪沢岳(荒川東岳)。標高3141mで、南アルプスでは北岳、間ノ岳についで3番目、日本アルプス全体でも標高6位の…
静岡県静岡市葵区追手町にある昭和12年完成のレトロな庁舎が静岡県庁舎本館。コンペで入賞した泰井武(やすいたけし)の案に基づき、静岡市庁舎本館の設計をも担当した中村與資平(なかむらよしへい)が実施設計を行なっています。静岡…
静岡県静岡市葵区追手町にある昭和9年完成のレトロな庁舎が静岡市庁舎本館。地上4階建てで、3階は今も使われる議場。昭和初期に流行した塔をのせる「帝冠様式」(和洋折衷)ですが、「あおい塔」と呼ばれるスペイン風ドームは、静岡市…
静岡市葵区の安倍川源流・安倍奥、大谷嶺(おおやれい)の南斜面にある大崩壊が大谷崩(おおやくずれ)。宝永4年10月4日(1707年10月28日)の宝永地震による山体崩壊で生まれた巨大な崩壊地で、稗田山崩れ(長野県小谷村)、…
神戸港、長崎港と並び日本三大美港に数えられる清水港(静岡県静岡市)。清水港内を周遊する富士山清水みなとクルーズは、フェルケール博物館近くの日の出桟橋を出航し、45分(または35分)で美保湾、清水港内を周遊。三保海水浴場桟…
静岡県静岡市清水区にある三保半島の東端に建つのが清水灯台(三保灯台)。明治45年3月1日に初点灯という歴史ある灯台で、日本で最初の鉄筋コンクリート造りの灯台。八角形の灯台は、建設当時の姿をそのままとどめ、海上保安庁のAラ…
静岡県静岡市葵区、南アルプスを源流とする大井川に築かれた堤高125mの中空重力式コンクリートダムが畑薙第一ダム。その美しいダム湖が畑薙湖(はたなぎこ)です。中部電力の発電用ダムで、畑薙湖が畑薙第一発電所の上池として機能し…
静岡県静岡市清水区にある江戸時代に現在の小島地区一帯を統治した駿河国小島藩(おじまはん)の陣屋跡が小島陣屋跡。小島藩は2万石という小藩で、城を構えることが許されず、藩主の居館は小島陣屋でした。小島陣屋の遺構として石垣など…
静岡県浜松市天竜区佐久間町と愛知県北設楽郡豊根村の境界を流れる天竜川に、電力供給を目的に、昭和31年に完成した巨大なダムが佐久間ダム。高度成長期に、バンク・オブ・アメリカから総額900万ドルの借款を得て、建設費に充当。そ…
山部赤人が東国に赴く道すがら、田子の浦を通って仰ぎ見た富士の姿を詠んだ有名な歌。「田子の浦ゆ うち出てみれば ま白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける」。『小倉百人一首』にも選ばれ、「田子の浦ゆ」の短歌として有名ですが、実は…
旧東海道由比宿の背後に聳える706.8mの頂が浜石岳。海道一の絶景と称される薩埵峠(さったとうげ)からの縦走路もあり、峠から2時間30分ほどのハイキングで到達できます。山腹はミカン畑が広がり、厳冬期にも雪を見ることは稀な…
江戸時代、東海道の宿場町として栄えた由比(現・静岡市清水区由比)。往時には、本陣、脇本陣を中心に、旅籠(はたご)が建ち並んでいたという。東海道筋のなかで由比は、本陣の敷地が唯一当時のままに残されている地。残念ながら本陣の…